国際化に向けて
こんにちは。日立の原です。
指静脈認証は、日本国内だけでなく海外でも使われています。
日立シンガポールタワーでは、ビルに入る時に指静脈を使っています。
ICカードを使った入退館システムは、ご覧になったり実際使われている方もおられるかもしれませんが、カードを忘れると例え本人でも入館できなくて困る羽目になります。その点、指静脈の場合は、家に忘れてきたり、他人に貸したりといったことがなくなります。
国際的に指静脈認証を認知いただくための活動もしています。
11/17に「ASOCIO2006」というシンポジウムがありました。
ASOCIO(アジア・オセアニア・コンピューティング産業機構)は、アジア・オセアニア地区のIT関連業界が加盟して構成する団体で、ビジネス交流や政策提言などを通じて、IT産業の発展や市場を促進することを目的に、毎年シンポジウムを開催しています。
今年は、弊社のCIOである中島がセッションのひとつで講演しました。また、指静脈システムと響プロジェクトを展示し、日立の活動を各国から参加された方々にご覧いただきました。
生体認証の国際標準化活動にも参画しています。
バイオメトリクスに関する標準化は、主にISO/IEC JTC1 SC37 "Biometrics"で進められています。
静脈関係では、ISO/IEC 19794-9において、静脈パターンの画像形式の規格化が進行中で、国際規格になる直前のFDIS(Final Draft International Standards)の段階です。今後承認されれば、国際規格として発行されます。
この規格は、指、手のひら、手の甲などさまざまな静脈パターンにおける画像データを統一的に表現するためのものです。
また、バイオメトリクスのデータフォーマットに指静脈を表すコードが追加されるなど、標準化の世界でも指静脈認証の国際的な認知度は高まりつつあるといえるでしょう。
このような活動を通じて、世界中で指静脈認証を安心してお使いいただけるようにしていきたいと思います。




